”護摩壇スカイタワー”を見上げる。 入口の売店が
閉まっていたので確認出来なかったが料金は300円で
エレベータで上る様だった。
和歌山県田辺市龍神村
護摩壇山登山口
昨年、無料開放された高野龍神スカイラインを利用してスカイタワーの駐車場に車を停める。
広い駐車場は車で一杯で特に大型オートバイが多かった。 峠野郎にとって無料のスカイラインは恰好の場所なのかも知れない。 観光客ばかりなのでザックを背負って登山靴で歩くのが格好悪いくらいである。
左ピークが ”護摩壇山”の山頂なので、見るからに近い。
山頂までは穏やかな遊歩道を500m、約10分の距離だった。
10分歩いて ”護摩壇山”の山頂に着いてしまうが、何か物足らず、
山歩きの格好も浮いてしまう。 山頂に疲れた顔をしたハイカーが居たので
話してみると、麓の登山口を朝の3時頃に出発して登ったらしい。
手抜き登山とはえらい違いだ。
シャクナゲは何故か陽の当らない杉林の中に植えられているが、管理人の言う通り、花数は少なかった。
と書いてあるが曇り空で靄ってしまって
紀伊水道も見えなかった。
咲いているシャクナゲもあるが、全体が開花している訳ではなかった。シャクナゲで有名な ”三川山”(兵庫県)は今が花盛りと思う。
標高差:92m
雑感
何でこんな山が ”日本三百名山”に入っているのかと思ってしまうが、和歌山県の最高峰であり、龍神スカイラインが出来る前は山頂で会ったハイカーの様に下から長い距離を
登る深山であったに違いない。 観光開発の龍神スカイラインが護摩壇山の価値を下げてしまったのかも知れない。
和歌山県の最高峰
最近まで和歌山県の最高峰は護摩壇山(1,372m)とされていたらしいが、再測量で隣りのピークが
1,382mで護摩壇山より10m高いことが判ったらしい。 今回は、そのピークには行く気になれなかった。
予定通りに ”伯母子岳”に登る。
”護摩壇山”の直ぐ近くにある ”伯母子岳”も日本二名山、関西百名山に登録されており、”護摩壇山”
登頂後?は直ぐに ”伯母子岳”に向かう。 紀伊半島簡易地図。
ごまだんざん
森林公園のシャクナゲ
護摩壇山から歩いて行くのが本筋かも知れないが半分はスカイライン歩きとなってしまうので車でで森林公園総合案内所の駐車場に移動する。
駐車場で案内所の管理人と会い、シャクナゲの咲いている場所を教えてもらうが、時期的にまだ少し早いらしい。 管理の談ではシャクナゲは観光用に植樹したものらしい。
人の手が加えられた物は好きではないのでがっくりである。
”ごまさんスカイタワー”の無料駐車場が登山口となる。
2024年7月8日改定
無料の ”シャクナゲ園”を散策するが、咲いている
”シャクナゲ”は少なかった。
”シャクナゲ”は園芸種の方が花が大きく色鮮やか
なので園芸種でも文句はありません。
開花している ”シャクナゲ”を見ると、
明らかに園芸種だと言うのが判った。